通院

 お昼前、つれあいといっしょにクリニックへ通院。受付で大和病院からの紹介状を渡し、名前を呼ばれるまで少し待つ。
 順番がきて診察室に入ると、ドクターは紹介状に目を通しながら『大変なことがあったようですねえ』と笑顔で話しかけてきた。『そのときのことは覚えてる?』と聞かれたので、興奮している自分をどっかで冷静に見ている自分がいたような感じだ、と答えた。その後は安定している、睡眠もきちんと取れている、ということなどを話す。『今回の出来事はうつの悪化というよりは、一時的なストレスの爆発と捉えていいでしょう』という結論をドクターは出してくれた。薬も大和病院の処方そのままでいいでしょう、とのこと。
 仕事の話もした。あと半月ほどのあいだで身体的・精神的な調子を整えて復帰を考えたいと話すと、『病み上がりだから、最初は職場まで出かけてみるということから無理をせずに始めてみてください、無理するとまたつぶれてしまいますから』との答えだった。
 会計時、通院医療費公費負担制度(精神保健福祉法32条)が適用になった、ということで返金があった。その後行った薬局でも返金があり、思いがけずお財布の中がすこしあたたかくなった。