最後?の外泊

 「?」をつけたのは、「2度あることは・・・」とつれあいに脅されたためです(笑)。enpapaさん、のんさん、うちはこんな家族です(笑)。
 特に変わりがなければ26日(ちなみに、小田原山中での過量服薬からちょうど4ヶ月)の午後4時に退院、その前の外泊は今回が最後になります。最後の外泊は、近所の森永の工場の夏祭りでした。この祭りの目玉は、「アイスがタダ!」ということ。上の子は4個、下の子は5個(いずれも自己申告)、私も2つ頂きました。子どもたちは近所の仲良しや保育園仲間とも出会えて、うれしそうでした。私も夕食後の薬をうっかり忘れそうになるくらい。すっかりエネルギーを使い果たし、今日はたたみの上で4人で雑魚寝状態での夜となります。
さて・・・これで家庭復帰リハビリはとりあえず終了。次からは社会復帰へのリハビリ段階になります。とりあえずあわてずに充分休息を取ることですが(入院で充分休息したという話もありますが・・・)、自分や環境の見つめなおしも必須。現在の段階では今の職場に戻るかは、・・・?という感じです。かといって拾ってくれるところもあるかなぁ・・・うーん、なんて考え込んでると頭がぐるぐるになりそうなので、とりあえず?ヘルパー2級講座でも受けてみて、介護福祉士の試験も勉強してみようかな・・・なんて(非常に漠然とですが)思ってます。
 やっぱり精神病院いても「やっぱりぼくは福祉屋さんしかなれないかなー」なんてことを思うことがときどきあったり。閉鎖病棟のときも、開放病棟のときも、看護師長に、業務がパターナリズムや馴れ合いに陥っていないか(これは社会福祉士の行動規範からの引用)と生意気な意見をぶつけてみたりもしました。患者さんとの話も、つい受容や共感を考えて聞いている自分がいたり・・・
 ぼくが福祉を志したのは、近畿のとある町での、劣悪な条件のなかで「そこに住まわざるを得なくなっている」人たちとの出会い、とくに韓国・済州島から日本に渡ってきた在日コリアン1世の死に衝撃を受けてからでした。なんだか、いろいろ考えても、このことははずせないんだよねー・・・
 ボランティアかなんかしながら徐々に社会生活に戻っていこうかな、と考えている退院直前の心境です。まぁ、考えなんてまた変わるかもしれないけどねー。とりあえずは退院を目標にあと1週間、問題起こさずに?過ごそうと思います。