休職期間を振り返ってみる大会その1「山ごもり」

KWMR2005-10-24

 休職1週目、とりあえず仕事から解放されたことによる安堵感のようなものを感じつつ、休職中なにをしようか考えた。かといって、本格的に「何かをする」のでは「休養」ではなくなってしまう。そこで思いついたのが「山ごもり」だった。といっても本格登山の経験があるわけでもなく、単に山間のキャンプ場までサイクリングして、1〜2週間くらいテント生活しようという程度のものだ。
 まず使う自転車だが、スペースの都合でバラして庭の奥に置いてあるツーリング車を出してこようという気力はなかった(ここらへんは症状か?)ので、すぐ乗れる状態である「モールトンAPB5改」(モールトンの詳細はミニベロ/小径車ならMOULTON(モールトン自転車)|ダイナベクター、なお、この自転車は元は5段変速だったのだが、アダプターを使って強引に9段変速に改造してある)を使うことにした。でもせっかくなので、少しいじってから出かけることにした。
 まず、この自転車は車輪が小さいため、「もっと早く走れるのにペダルを回しても前に進まない(ギヤが足りない)」という状態に陥りやすい。そのため、フロントギヤを大きなものに替える事にした。東名高速で東京へ行きhttp://www.loro.co.jp/lrs/main.htmlで60T(要はギザギザが60個あるということ)のギヤを購入、これでギヤが足りないということは解消されるはず。それから大型アウトドアショップモンベル | 店舗情報でいくつかの自転車用品とキャンプ用のガスボンベなどを購入。家では、インターネットでキャンプ場の情報収集をした。
 休職2週目、山ごもりに出発。自宅のある大和市を出発した時点では「走れるようならアップダウンも何のそので相模湖辺りに行こうか」と思っていたが、出発早々のちょっとした坂道で「あ、こりゃだめだ」と日頃の運動不足&年齢を感じ、途中までわりと平坦で行ける秦野のキャンプ場に目的地を定めた。秦野戸川公園近くのhttp://camp-t.hp.infoseek.co.jp/にテントを張り、本を読んだりサイクリングしたりしながら5日間を過ごした。天気にはいまひとつ恵まれなかったのだが、バス停が近かったので、雨のときは渋沢の町へ下りて本屋へ行ったりスーパー銭湯に行ったり、それなりにのんびりとして過ごした。テントを張るのはおよそ7年ぶり、一人でのテント泊は10年ぶりくらいの体験だった。

 このころは、まだ「頭痛の日」があったり「あんまりやる気のない日」があったりという状態だったように思う。ただ、久しぶりのサイクリングはよい気分転換にはなった。2つの林道で峠を越え(某秦野峠へはゲートがあって本当は入っちゃいけなかったのだけど)丹沢湖へと抜けるサイクリングをしたときは、久々の峠越えで足が悲鳴を上げていたが。

追記:今日体重を量ったら60キロを超えてしまっていた。たいそう驚いたが直後に『ラーメン+からあげ+半チャーハン』という食事をしてしまい、その後6kmほど歩いてカロリー消費を試みた。食欲がとまらない。やっぱり『アモキサン』の影響か?